中国メディア・今日頭条は4月27日、「インド人が、日本の環境はインドとあまり変わらないと言っている」とする記事を掲載した。

 記事は、「みんな知ってのとおり、インドは中国と比較することを最も好む。
しかし近ごろ、あるインド人が日本を比較のターゲットにして『日本の衛生環境は実はインドとあまり変わらない』と語ったのである。これも周知のとおり、日本は環境意識が高く、アジアで最も清潔な国の1つと言われる。しかし、自信家のインド人のこと、環境衛生でもインドはアジアの一、二を争うと考えているようだ」と紹介した。

 そのうえで、「このインド人は、インドと日本の環境があまり変わらないことを証明すべく、日本で旅行した際に写真を撮影した。その写真はゴミが散乱している汚い日本の通りをカメラに収めたもので、ネット上で公開するとともに『見たか、日本にも汚い路地や通りがある。この通りでは夜になると立小便をする人もいるという。実際日本の環境もインドと大差ないのだ』と主張している。しかし、彼の発言はみんなからの賛同を得られなかった」としている。

 記事は「日本に対しては複雑な思いがあるが、環境保護については優れていることを認めざるを得ない。このインド人男性が日本国内の汚れた通りをいくつかピックアップして『インドと大差ない』と言うのは、あまりに強引すぎる。日本のごく一部の状況と、インドの一般的な状況を比較するというのは、不公平ではないか」と論じた。

 中国のネットユーザーかは「日本のトイレは、インドの家よりきれいだぞ」「日本の街は、汚れた次の日にはきれいになっている。
インドでは汚れたままだ。これが違いなのだ」といった感想が出る一方で、「このインド人の話は本当だと思う」「日本人は昼間は抑圧されているが、夜になると人間の業の部分が爆発する」という見方もあった。

 本当にこのようなことを言ったインドの人がいるのかどうかを確かめる術はないのだが、日本にもゴミが散乱した場所が少なからず存在するというのは紛れもない事実。清潔な街を守るための取り組みがもっともっと必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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