記事は、「日本の新幹線の車輛は、世界一の清潔度を誇る」としたうえで、清潔な車内空間を支えている要素を3つ挙げている。
まずは、プロ意識の高い清掃員の存在だ。鉄道会社はグループ内にクリーンサービス企業を持っていると紹介し、「JR東日本の清掃会社では900人あまりのスタッフが毎日150本の新幹線の車内清掃を実施している。列車到着3分前にはホームに整列し、到着後に降りて来る乗客をあいさつで出迎えたのち、わずか5分の時間で15両ほどの車両をきれいに清掃するのだ」とした。
続いて挙げたのは、利用客のモラルだ。「ゴミをポイ捨てせず、下車時に自分で持ち出してホームのゴミ箱に捨てる。これにより清掃員の仕事が大きく減り、清掃時間の短縮にもつながっているのだ」と説明している。
そして3つ目では、飲食物による車内の汚れを防止するための工夫について言及している。「日本の駅弁には汁がこぼれるようなものはない。そして、弁当や飲み物を買うとそれぞれサイズの異なるビニール袋をくれる。食べかすや食べ残し、飲み残しを入れるためのもので、これにより座席や床を食べ物で汚したり、においが残ったりということを心配する必要がないのだ」と紹介した。
クリーンな環境を作るには、「きれいにすること」に対する努力ももちろん必要だが、それ以上に「汚さないようにすること」の努力が大切だ。
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