記事は、「以前、同僚が日本のエアコンは室外機がとてもコンパクトだ。それに比べて中国の物は大きくて重い。この差はどこからくるのか。最初に話を聞いた時には材料をケチった結果じゃないかと思ったのだが、実際にはこんな理由があったのだ」としたうえで、日本のエアコン室外機が薄くてコンパクトである理由を挙げている。
まずは、「日本は資源に乏しく、何かを作るうえで材料の節約が重視される。それはエアコンでも一緒だ。そして、日本人が敬服に値する点は、室外機をコンパクトにしても質や性能を下げることがない。実際に日本メーカーのエアコンを使ったことがある人なら分かると思うが、室外機の防錆処理がしっかりしているので、使用寿命がとても長いのだ。この点は中国の室外機も学ばなければならない」とした。
また、「日本はコンプレッサーの販売で世界をリードし続けており、その性能も一流なのだ。品質が保たれるなかで、可能な限り部品を小さく精緻なものにしていくことが追求される。こうして室外機はスリム化、軽量化していくのだ」とし、高い技術力があるからこそ日本のエアコン室外機が中国に比べてコンパクトにできているとの見方を示している。
屋外に設置される室外機は、室内機に比べるとより過酷な天候、温度、ホコリなどの環境条件に耐える必要がある。記事はこの点から、日本の家電製品の技術力や質の高さを感じ取ったようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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