中国メディア・騰訊網は28日、日本のネットカフェを実際に見て、その設備の充実ぶりから何日も寝泊りする人がいることに納得したとする記事を掲載した。

 記事は「日本には、多くの人がネットカフェに泊まり込むという現象がある。
われわれの印象では、ネットカフェはパソコンとイスがずらりと並んでいて、非常に雑然としているといった感じだ。徹夜をする人はいるが、何日も泊まり込むというのはあまり現実的ではない。しかし、日本のネットカフェは、神のような存在なのである」とした。

 そのうえで、「日本のネットカフェの多くは、完全に密閉された個室であり、ネットをする空間以外に客が睡眠をとる場所も存在する。個室は3平方メートルぐらいで、柔らかいマットが敷かれているので、疲れたら寝ることができるのだ。また、2人部屋や多人数部屋もあり、大勢で楽しむこともできる。公共スペースには、シャワーや洗濯機までありさえするのだ」と紹介している。

 さらに、漫画や雑誌が見放題であるほか、湯沸かしポットや電子レンジなど家庭用の家電製品が一通り揃っていると説明。ポストまで存在するネットカフェもあり、もうほとんどマンション状態であるとした。また、一部のネットカフェではセキュリティ面も充実しており、女性専用のフロアも用意されていると伝えた。

 記事は、「このようなネットカフェはめちゃくちゃ高いと思うかもしれない。しかし、日本の物価から考えると非常にリーズナブルなのだ。
日本の宿泊代は高いので、日本旅行でお金を節約したいのであれば、ネットカフェで一夜を明かしてみてはどうだろうか。ただし、全てのネットカフェがこのような素晴らしい設備を持っているわけではないし、セキュリティ体制もまちまちだ。大切なのは、安全面で信頼できそうな店を選ぶことだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


【関連記事】
中国で売られている日本車のある装備を見て「すごいな」と感じた=中国メディア
こんなの日本でしか見られない・・・日本でスゴいなと感じたこと=中国メディア 
なぜ・・・? 軽自動車以外で、中国人が日本で抱いたクルマに対する疑問=中国メディア
日本の電車に乗ったら、中学生が静かに本を読みだして驚いた!=中国メディア
日本に物乞いがいない理由・・・中国人はよくよく考えるべき=中国メディア 
編集部おすすめ