記事はまず、中国の多くの人は「東京を誤解している」と指摘。ただの大都市ではないという。中国は人口も国土面積でもとびぬけた大国であり、北京や上海、深センといった大都市がいくつもある。しかし、多くの中国人が「小さな島国の日本の小さな首都」としか認識していない東京が、実はいろんな面で中国の大都市を超えているのだという。「北京よりも小さいと思って侮ってはいけない」と注意した。
東京のすごさの1つは人口の多さだ。また人口密度、不動産価格、都市化率がいずれも非常に高いと伝えた。しかし、最もすごいのは「都市別のGDP」が世界一であることだ。平成27年度(2015年)の東京都だけのGDPは104兆3000億円となり、1ドル=120円で計算しても一国のGDPが東京都のGDPを超えている国は決して多くはない。
多くの世界一の記録を持っている東京。記事によると中国人には「侮られている」というが、それというのも中国の大都市とは違っているからかもしれない。中国では、大都市というと高いビルが並んでいる様子を思い浮かべるが、東京にも高層ビル群もあるものの、北京など中国の大都市と比べるとそれほど多くはない。
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