中国メディアの快資訊はこのほど、日本では英語を話せない人が多いうえに「日本人が話す英語は発音が不自然で良く分からないことが多い」と伝える一方、日本人が英語を話せないのは「必死で勉強する必要性に乏しいため」なのではないかと考察する記事を掲載した。
記事は、英語の学習ブームが続いている中国に比べ、日本では特に英語を必死で勉強しようという人は決して多くはないと指摘。こうした背景もあるためか、日本人の英語の発音は「笑うに笑えず、泣くに泣けない」ほど聞き取りにくいと主張し、基礎教育でしか英語に触れていないのが日本人の英語が下手な理由なのではないかと考察した。
続けて、外国語の学習者の数はその言葉が話されている国の経済力と大きな関わりがあると指摘し、世界的に英語を学ぶ人が多いのはそれだけ米国経済の影響力が大きいためであると指摘。多くの日本人が英語を話せないのは「英語を必死で勉強する必要性に乏しいため」であるとし、日本経済は世界第3位の規模であり、日本文化の世界への影響力も大きいと強調し、「日本人は英語を必死に勉強し、必死に海外に自分たちを売り込んだり、他国の文化を学んだりする必要性がないのだ」と論じた。
また、海外では日本語を必死で勉強する外国人がいて、こうした外国人とは日本語でコミュニケーションが取れるということも、日本人の英語能力の向上を阻害しているのではないかと主張した。
英語を苦手としている日本人が多いのは、それだけ日本の国際化が進んでいないためという見方もできるだろう。日本で暮らしていると英語が必要となる場面はほとんどない。だが、近年は多くの外国人旅行客が日本を訪れるようになっており、英語が身近な存在になったという日本人が増えているのも間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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