中国の世界に対する経済的、政治的な影響力は拡大を続けている。国連安全保障理事会のメンバーであると同時に、拡大を続ける経済力を持つ中国を無視できる国はもはや存在しない。


 中国人はメンツを気にする国民性であり、自国について「大国」であると自称し、自分たちの世界における評価も気にする傾向があるが、お隣の日本や韓国の国際的な評価についても気になるようだ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、一国の国土と国際的な地位は全く相関性がないと伝え、日本と韓国の国際的地位について、「客観的に見て、日韓の評価は高い」と伝える記事を掲載した。

 記事は、日本と韓国の国土面積は小さめであるにも関わらず、アジアにおいて日韓はもっとも早くに、もっとも急速な成長を遂げた国であると指摘。日本は戦後に奇跡的な復興と高度経済成長によって先進国に上り詰め、韓国も漢江の奇跡(ハンガンの奇跡)と呼ばれる経済成長を実現した国だと指摘、日韓ともに現代における国際的地位は高いと伝えた。

 続けて、現代においては「経済力こそが国際的地位を決める」と伝え、特に日本は極めて高い工業力を持ち、世界第3位の経済大国であると強調。世界経済に対する影響力も大きい日本は必然的に国際的地位も高いと伝えたほか、日韓は米国の同盟国でもあるがゆえに政治的にも影響力を持つと伝え、それゆえ「日韓の世界からの評価は高いと言える」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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