中国メディアの快資訊は3日、「東京の自動車保有台数は北京よりも多いが、渋滞が少ないのはなぜか」という記事を掲載し、その理由について考察している。中国人としては自動車が多く、車線の数も中国より少ないはずの東京の路上ではスムーズに車が走っていることが不思議でたまらないようだ。
中国では様々な都市で毎日ひどい渋滞が発生しているが、記事は「北京より人口密度が高く、登録されている自動車台数も北京より多いはずの東京では、なぜか北京よりも渋滞が少ない」と紹介し、「これは一体なぜなのか」と疑問を提起した。
その理由について記事は、「東京では駐車場が少ないうえに駐車費用が高く、公共交通機関も発達しているため、多くの人はマイカーを持っていてもマイカーで通勤をしない」と指摘。また、日本の交通取締りは非常に厳しいため、誰もが交通ルールを守って運転していると強調した。確かに中国では交通ルールを守らず、自分勝手な運転で渋滞を招くドライバーが少なくない。道の真ん中で停車したり、無理に割り込んだりなどは日常茶飯事だ。また、路上駐車も非常に多い。
他にも記事は、日本では個々のドライバーのマナーが良いため、歩行者を優先させている様子を見ることができること、逆に、我先に前に進もうするドライバーを見かけることはなく、自動車が非常にスムーズに流れていると紹介している。
現在の中国では都市部に人口が集中しつつある。住宅地以外では駐車場がまだ整備されていないゆえ、路上や歩道に駐車するしかないのが現状だ。
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