記事は、東京はなんといっても経済的に世界一の都市だと指摘。国別にみれば、世界経済の代表は間違いなく米国ではあるが、都市別の総合力では「東京はある意味世界一」だとしている。
その理由として、東京は日本の首都機能が集中した都市として人口で大きな部分を占め、経済面でも国全体のGDPの半分を占めるほどの貢献をしていると主張。実際には東京が日本全体のGDPに占める割合は2割弱だが、それでもかなりの部分を占めていると言えるだろう。また、人口密度や、先進技術と国の重要プロジェクトも東京に集中しており、全体の発展度合いから言えば「ニューヨーク・北京よりも発展している」と結論付けた。
とはいえ記事は、ニューヨークには東京にはない「豪華さ」があると指摘。この点、東京の建築物はニューヨークほどハイレベルではないものの、「世界で最もにぎやかな都市になることを阻止するものではない」と主張した。記事は東京が世界一になったのは、「交通が非常に発達し経済発展に貢献した」ためだとして、経済発展のためにはまず交通施設を整えることから始めるべきだと伝えている。
この記事の「世界一」は記事の中国人筆者の主観のようだが、都市圏別の域内総生産ランキングでは確かに東京圏は世界一となっており、東京の魅力は多くの中国人が感じていることなのだろう。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催される。
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