中国メディア・環球時報は23日、韓国政府が実施したアンケート調査で、外国人の80%以上が韓国に対して肯定的なイメージを持っていることが明らかになったと報じた。

 記事は、韓国・聯合ニュースの報道を紹介。
韓国文化スポーツ観光部の海外文化宣伝院が22日、自国を含む16カ国の8000人を対象にウェブ上で実施した「韓国に対するイメージ」についてのアンケート結果を発表し、韓国に対して肯定的なイメージを持っている外国人の割合が80.3%に到達したことを明らかにしたと伝えた。

 また、自国に対して肯定的なイメージを持っている韓国人の割合は54.4%にとどまっており、外国人の韓国に対する好感度の高さが大きく上回る結果になったとした。そして、外国人が最もよく触れる韓国に関する情報は「韓流」に代表される現代文化、経済、安全保障、文化遺産で、外国人が韓国と聞いて真っ先に思いつくイメージは韓国料理、K-POP、美容などであると紹介している。

 記事によれば、インドネシア、タイ、ブラジル、メキシコ、ロシアなどで韓国に対するイメージが非常に良く、いずれも90%以上がポジティブな回答をしたという。また、米国、英国、ドイツ、フランス、オーストラリアなども好意的なイメージを持つ人が70%を超えたが、一方で日本人は全体で最低の20%にとどまったとのことである。一方で、韓国に対してネガティブな態度を示した日本人の割合は43.4%と高い数字になったことを記事は伝えている。

 元徴用工への賠償や、韓国軍によるレーダー照射の問題が日韓関係を冷却化させているなか、日本人の対韓イメージが低水準にあるというのは大方予想のつくところだろう。それはさておき、韓国人の自国に対する好感度が50%ほどというのはいささか低い印象を覚えるが、どう評価すべきだろうか。景気の悪さ、北朝鮮や米国への対応といった点で現在の文在寅政権に対するネガティブな見方も反映されての数字と言えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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