記事は「4日から始まった1週間の春節休みに、多くの人が隣国である日本への旅行を選んだことだろう」としたうえで、日本の大手コンビニチェーン・ローソンが明らかにした、2017年と18年の春節期間に日本のローソン店舗で中国人観光客が購入した商品のランキングを紹介している。
ローソンでは17年1月より全店でアリペイ(支付宝)が使えるようになったが、その直後の1月24日から2月5日までの春節期間にアリペイで最も多く購入されたのは200ミリリットル入りの牛乳だった。2位も500ミリリットル入りの牛乳で、中国人観光客の間で日本の牛乳が人気を集めていたことがうかがえる。3位以下は大根のおでん、2リットルのミネラルウォーター、500ミリリットルのミネラルウォーターとなっている。
一方、18年2月15日から21日までの春節期間のランキングは1位の肉まん以下200ミリリットル入り牛乳、辛いフライドチキン、大根のおでん、500ミリリットル入り牛乳だった。記事は、順位の変動について「食べ歩きができるスナックフードに対するニーズが17年に比べて高まった」と説明した。
ローソンでは17年10月にマチカフェのドリンクメニューにホットミルクが加わったが、その際も中国のネット上では「試してみたい」と話題になった。かつての粉ミルク問題以降乳製品に対する不安が完全にはぬぐえていない中国の消費者による、日本の乳製品に対する関心はやはり根強いようだ。今年の春節期間中、中国人観光客はモバイル決済を使用してどんな商品を好んで買うだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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