記事はまず、日本では果物が非常に高い値段で販売されていて、「気軽に買うことのできる食品ではない」と紹介。果物にはビタミンなどの栄養素が多く含まれているが、日本人は果物ではなく「サプリメント」や「海鮮物」など別の食品からビタミンを摂っていると伝えた。
では、日本で販売されている果物の値段はなぜ高いのだろうか。記事は、「需要と供給」が大きく関係していると分析。もし、海外から大量の農作物が日本に入ってくるとすれば、日本の農作物の価格は非常に安くなるが、日本は海外との貿易に多くの規定を設け、自国の農業従事者の利益を保護していると分析した。
さらに、日本で販売されている果物は「規格が統一」されていたり、「きれいに包装」されていたり、「泥や枯れた葉が付いていない」など世界でも一流の品質であり、また、様々な農業機械も導入されているため、こうした手間や生産コストが「価格に反映されている」と伝えた。
一方、中国では果物も非常に安く購入することができる。有名なところでは、「スイカ」は日本では安くても一玉1000円ほどするが、中国では30元(500円)も出せば購入することが出来る。また、様々な南国フルーツも豊富にあり非常に安い。一方、価格がはっきり表示されているスーパー以外では注意も必要だ。路上で販売している果物の場合、買い手が地元の人ではないことが分かると店主は値段を吊り上げることは良くあることで、交渉が必要になってくる。
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