記事は、日本の天皇家について世界的に見ても非常に珍しく、昔から1つの王朝が現代まで続いていると紹介。
1人めは、初代の天皇である神武天皇だ。記事は「日本の国家を創建した人物だと認識されている。神武天皇には神話色が強く、実在したかについては証明されていない。しかし、実在したとなればその歴史的な貢献度は中国の秦王朝を築いた始皇帝に匹敵する」と説明した。
2人めは、645年に即位した第36代の孝徳天皇である。在位中には中国から積極的に学ぶとともに、大化の改新を断行して日本を奴隷社会から封建社会に変え、日本社会の発展を加速させたことで日本の歴史上で非常に大きな意味を持っていると伝えた。
3人めは8人いる女性天皇のうち4人めにあたる第43代の元明天皇。710年に都を平城京に移すとともに、積極的に唐から文化や政治制度を学び、これまでにないほど日本社会を栄えさせたとしている。
4人めは、第96代の後醍醐天皇を挙げている。その理由について記事は、「生涯をかけて、武士に渡っていた実権を奪い返そうと奮闘した、最も伝説的な天皇の1人」とした。
そして、5人めは第122代の明治天皇だ。数百年続いた武士政権が終わりを告げる1867年に即位し、明治維新により封建社会が近代資本主義社会へと変貌を遂げ、列強に名を連ねるまでに国が成長したと伝えた。また、明治天皇以降一世一元制度が確立され、それが現在に至るまで踏襲されているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本で健康診断を受けたが、内容もサービスも中国とは雲泥の差だった=中国メディア
日本の学校給食の衛生基準、なんと手術室クラスだった!=中国メディア
日本について知っているほうだと思ったが、実際に行ってみないと分からないことだらけだった!=中国メディア
日本に留学する中国人が増えている理由=中国メディア
中国人が語る「京都人と大阪人の関係は、まるで北京人と上海人みたいだった!」=中国メディア