中国では近年、多くの人がコーヒーを飲むようになっており、街の至るところにおしゃれなカフェが次々とオープンしている。街中でもコーヒーカップを片手にウィンドショッピングを楽しんでいる中国人の姿を見かけるようになった。


 日本でもコーヒーは非常に身近な飲料だが、日本では缶コーヒーの消費量が非常に多いことを知って驚く中国人は多いという。中国メディアの今日頭条は3日、「日本人が缶コーヒーを好む理由」という主題の記事を掲載し、その理由について分析している。

 記事はまず、日本は「コーヒーの激戦区」だと伝え、チェーン店から個人経営のカフェまで、コーヒーを提供している店が数多く存在していると紹介。続けて、全日本コーヒー協会の2016年における統計をもとに、日本人の1週間あたりのコーヒー消費量は11.09杯だったことを紹介し、うち缶コーヒーは1.75本だったと紹介、年間に換算すると日本人は1人あたり91本もの缶コーヒーを消費している計算だと伝えた。

 日本人の缶コーヒーの消費量が多い理由としては、日本では自動販売機やコンビニが至るところにあり、いつでもどこでも「缶コーヒー」を購入することができるうえ、日本では缶コーヒーが「安い」と強調。価格は一般的に130円(約8元)ほどであるため、気軽に毎日飲める価格なのだと指摘した。

 他にも記事は、日本の缶コーヒーは種類も豊富で、温かいものから冷たいものまで存在するため、嗜好は人それぞれだが、各自に自分好みの缶コーヒーがあるのだと主張した。

 コーヒーが飲まれるようになった中国だが、缶コーヒーはあまりメジャーな存在ではない。また日本のように自動販売機が身近にあるわけではないため、缶コーヒーはどちらかと言えば珍しい存在であり、それゆえ中国人からすると「日本人は缶コーヒー好き」に映るのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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