記事は、中国はバイク生産大国であり、中国国内で生産されたバイクが世界中に輸出されていると紹介する一方、中国メーカーのうち世界的な成功を収めたブランドは1つもないと指摘。今では中国のバイク産業はインドやベトナムに追い越されそうになっていると伝え、なぜ中国のバイク産業は日本のような成功を収めることができなかったのかと問いかけた。
続けて、中国のバイク産業は日本に「30年は遅れている」と分析し、バイクに関わる技術だけでなく、設計から組み立てまで「あらゆる点で日本に敵わないのが現状」だと指摘。
たとえば品質面ではエンジンの騒音や振動といった乗り心地に関わる要素で、中国のバイクは日本のバイクに大きく劣っていると強調し、日本のバイクメーカーも最初は模倣から始まったと主張する一方、努力を重ねて独自の開発を行い、世界に通用するバイクを作り上げていったが、中国のメーカーは不動産投資などに手を出すなど、本業での努力が不足していたがゆえにバイクの質もデザインも日本のバイクに圧倒的な差をつけられてしまったと嘆いた。
近年、中国では大気汚染を抑制するために、ガソリンを燃料として走る車やバイクを規制する都市が存在し、電気自動車や電動バイクの開発が積極的に進められている。ガソリンバイクでは日本に劣る中国だが、電動バイクの市場では世界的に見ても先行していると言える。電動バイクが世界的に普及すれば、中国企業にとっては大きな商機が訪れることになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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