記事は、10日にITTFチャレンジ・スロベニアオープンの予選が行われたことを紹介。
そして、女子シングルスでは日本の小塩遥菜選手が3連勝で本戦出場を決めたなかで、カナダ選手との試合で11-0というスコアでゲームを奪う一幕があったと紹介した。
記事は、「みんな知っているとおり、卓球の試合には『10-0でリードした時には、自らミスを犯して相手に1点を与える』ことが暗黙のルールになっている」とし、日本の卓球協会はこの不文律に賛同してこなかったものの、福原愛選手や石川佳純選手といった日本を代表する選手たちはこの流儀を守り、格下の選手と戦って一方的なゲームになった時には進んで相手に1ポイント与える配慮を見せてきたと伝えた。
そのうえで、この暗黙のルールが先日の世界卓球ブダペスト大会での出来事により崩れ始めていると指摘。それは、同大会の女子シングルスで悲願の大会初優勝を果たした優中国の劉詩ブン(ブンは雨冠に文)選手が、準決勝の丁寧戦、決勝の陳夢戦でそれぞれ「11-0」というスコアを記録したことであるとし、暗黙のルールを破ったにもかかわらず、試合後には中国のファンから劉選手に対して祝福と賞賛が続々と寄せられたと説明している。
そして「現在、劉が率先してこの『伝統』を打ち破った。同時に中国卓球協会の劉国梁会長も、相手にポイントを与える必要はないと選手たちに伝えている」とし、暗黙のルールを作った中国国内で考え方が大きく変わり始めていることを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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