記事では、中国人が日本での生活を好む理由のいくつかを紹介。たとえば、「青い空と白い雲」は日本では目を上げれば普通に見られるものだが、中国の大都市では「空が濃い霧で覆われているのが日常」のため、さんさんと降り注ぐ太陽のもとで送る生活に「こんなに彩りがあったのか」気づかされる、と感動を伝えている。
ある中国人は、雨が降ると街の汚れが水と一緒に浮き出てきて嫌いだったというが、日本で「雨とはきらきらした雨粒が降り注いでくる」ものだと知り、さわやかに感じるようになったそうだ。
さらには、「静かな生活」、「落とした財布が返ってくる治安の良さ」、「高齢者にも子ども連れにも優しい設備」、「欲しいものが何でもおいてある24時間営業のコンビニ」、「100円ショップ」、「自動販売機」など、住みやすさにあふれていると伝えた。他にも、「長寿の国」なだけあり国が多くを負担する医療保険があるおかげで健康診断を受けやすく、病気を未然に防ぐことができるのも、長期的に見れば節約になると称賛している。
日本というと先進国のイメージがあるのだろうが、日本で生活する中国人が求めているものは、こうした誰もが望む「ただ最低限安心して生活できる」場所なのかもしれない。日本にいれば気づかない当たり前の幸せを、日本人は毎日味わっていたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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