ミネラルウォーターは、来日する外国人観光客にもよく飲まれる飲料だ。日本のミネラルウォーター1本の値段は約100円(約6.7人民元)で、この値段は中国のミネラルウォーターの約3倍の値段に相当する。


 しかし、来日した中国人はその値段が良心的だと感じるようだ。それはなぜか? 中国メディア?在門里迎接我がその理由を説明した。

 日本のミネラルウォーターの値段は祝日や旅行のピーク時期、有名な観光地でも変わることがない。そのため日本のミネラルウォーターが少々高くても、中国人観光客は良心的と感じるようだ。

 一方、中国では観光地の物価が高く、通常ならミネラルウォーターは1本1人民元、2人民元(約15-30円)で売っているのに対し、観光地になると1本10人民元(約155円)と跳ね上がる。中国人の概念からすれば、「観光地の価格はとても高く、通常の3、4倍はするもの」という認識があるようだ。

 それに比べると日本の観光地のミネラルウォーターは良心的で、中国と比べて安くはないものの、観光地価格になることなく販売していることは良心的だと高く評価されている。観光客は普通のコンビニと、観光地のコンビニとで値段が変わらないのを見て安心するようだ。

 中国では現在、豚インフルエンザなどの影響で豚肉の価格が高騰している。それだけでなく、日用品の価格は上がり続けている。日本全国どこへ行っても、便乗値上げなどせず、同じ価格で商品を買える日本に安心感を感じるのも理解できる。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)


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