中国メディアの今日頭条は3日、日本の地下鉄は路線が非常に多いのに、ビジネスパーソンは通勤ラッシュで大変な思いをして出勤しているとする記事を掲載した。
日本の地下鉄や電車の朝晩のラッシュは中国でも有名だ。国土交通省が発表した2018年の都市鉄道混雑率によると、最も混雑するのは東京メトロ東西線で、199%だった。東京圏の平均混雑率は163%、大阪圏は125%、名古屋圏は131%だった。記事は、東京の面積は北京より小さいのに混雑率は北京の5倍だと比較している。
日本の地下鉄はこんなにも混雑しているのに、ビジネスパーソンはなぜ地下鉄などの電車を利用して出勤するのだろうか。記事は、「マイカーでの通勤はもっと面倒」だからと指摘。自動車を購入すると車庫証明が必要であるため面倒だとしている。そして自動車を購入しても道路の渋滞が激しいので、やはり面倒だという。また、日本はタクシー料金が非常に高いので、タクシーでの通勤もできず、やはり電車通勤になるのだろうと推測している。
確かに、東京の通勤ラッシュ時の混雑は非常に激しいが、中国でも北京や上海、広州などの大都市の地下鉄では同様に激しい混雑となっており、日本だけの問題ではないと言えるだろう。とはいえ、東京五輪を控えている日本では、この混雑を避けるために競技会場最寄駅の混雑予想箇所及び時間を公表するなどの様々な対策が講じられている。
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