食の豊富な中国には美食が多く、食にかける情熱も並ではないが、「駅弁」となると話は違う。冷たいものを食べる習慣のない中国では、弁当の文化が発展しなかったのかもしれないが、最近では日本の駅弁に注目し関心を寄せる中国人は多い。日本の駅弁は、見た目にも美しく、味もおいしいと評判だ。
記事は、そのなかでも最高級の駅弁として「1万円もする」高級な駅弁があると紹介。筆者はこの「最高額の駅弁」の詳細については伝えていないが、1万円前後の弁当は多くないとはいえ、何種類も販売されている。日光埋蔵金弁当の1万円ランクでは、日光鱒寿し、日光揚巻ゆば、和牛ステーキ、海老の塩焼き、鱒の塩焼きなどの豪華な料理が、日光彫の弁当箱で販売されている。
さらには、石川県金川駅にある加賀野立弁当も1万円だ。これは、トワイライトエキスプレスの食堂車のディナー予約が取れなかった客のために販売されるようになったものだそうで、有名な料亭で作られた加賀料理を駅弁で楽しめる。ほかにも、A5ランクの和牛を詰め込んだ1万円の弁当というものも存在し、日本には価格でも「最高級弁当」がいくつもあると言えるだろう。
また、日光埋蔵金弁当はさらに高額だ。数年前に日光彫の器の中に最高級の食材の詰められた弁当が15万円で販売されたことが話題をさらったのは、記憶に新しい。
日本の駅弁は、一般的な価格帯の弁当でもかなりのレベルだが、「高級駅弁」にはまた違った魅力があるようだ。
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