記事はまず、日本がどれほどの強国かを紹介。面積も鉱物資源も中国の1つの省である黒龍江省にも及ばないのに、GDPは5兆ドルほどもある「隠れた大国」だと指摘した。例えば、宇宙開発技術や次世代戦闘機、高速鉄道技術、レーダー技術、潜水艦製造技術などの分野で世界をリードしており、「ほとんどの分野で中国を除くアジア諸国をしのいでいる」と伝えた。
しかし記事は、日本が経済や軍事、技術面で強国になっても、旧ソ連や米国のような「超大国」にはなれないと指摘。その理由の1つとして3万人以上もの在日米軍が駐留しているからだとしている。しかし記事は、「米国による束縛がなかったとしても超大国にはなれない」と分析。記事によると、日本は「すぐに歴史を忘れ、周辺諸国と衝突する」傾向があり、頭に血が上ると思いもよらないことをしでかす国なのだという。そのため、米国が日本を抑えているのは「世界のため」になっていると主張した。日本は国力としては「超大国」になることは可能だが、歯止めが利かなくなると言いたいようだ。
記事は結論として、「中国はこの強敵と戦うために、世界をリードして50年戦わなければならない」と締めくくった。どこからこの50年が出てきたのかは不明だが、中国にとっては「米国が日本を制約している」ことはありがたいことのようだ。
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