現在、日本を含めた世界では新型コロナウイルスとのなかなか先の見えない戦いが続いている。感染拡大の影響により、観光業や飲食業を含むありとあらゆる産業がダメージを受けており、一日も早い感染状況の収束が待たれる。
元の日常が戻った暁には日本に行っておいしいお寿司を食べようと考えている中国の人も多いかもしれない。

 中国メディア・東方網は15日、日本の寿司を食べる時に知っておいた方が一層おいしく食べられるルールについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、寿司が日本の伝統的なグルメであり、寿司を愛する中国人も多いと紹介。新鮮でおいしい寿司を一層楽しむためには、寿司の正式な食べ方を知ることも大切だとしたうえで、代表的な食べ方についていくつか挙げている。

 1つめは「通は寿司を箸ではなく手で食べる」というもの。2つめは、しょうゆを付ける時には米飯ではなく、寿司をひっくり返してネタのほうに付けることとした。
3つめは、一貫の寿司は何口かに分けて食べるのではなく、一口でパクリといただくこと、4つめはガリについて言及し、違うネタを食べる前に口をさっぱりさせるためのものであって、おかずや漬物のつもりで食べるものではないと紹介した。

 5点めは、「おまかせ」ではなく自分で好きなネタを注文する時に、さっぱりしたものから脂の乗ったものへと順に頼むことで、それぞれの味を一層楽しむことができると紹介。また、6点めではみそ汁を最初ではなく最後に飲むこと、7点めでは巻きずしも握りずしの後に食べることとした。そして最後の8点めでは、回転寿司のマナーに言及。食べられなかったとしても一度取った皿をレーンに戻してはならず、取るときには自分が食べられる分だけその都度取るべきだとしている。

 最後の回転寿司に関するマナーは守るべきものだが、残りについては特段作法や食べ方に厳しい専門店でない限り、絶対にそうしなければならないというものではなさそうだ。
ああしなければこうしなければと緊張しながら食べるより、あまり作法に縛られ過ぎず、肩の力を抜いて気楽に食べた方がおいしく感じられるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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