訪中日本人数は訪日中国人と比べるとずっと少ないのは確かだ。これには中国が反日の傾向が強いので、旅行中の身の安全を考慮して二の足を踏んでいることもあるだろう。
しかし記事は、中国へ2回行ったことがあるという日本人の若者の話を紹介。日本人が思うよりも中国はずっと安全だと伝えている。この若者は、中国旅行を考えている日本人に「上海」を勧めているそうだ。上海はクールな都市で、東方明珠塔やディズニーランドなどの観光名所もあり、警察がフレンドリーで心強いからだという。
また、「北京」も以前より外国人に対して開放的な都市となっており、天安門広場や故宮博物館、頤和園のような観光地に行く分には全く心配ないとしている。では、「南京」はどうだろうか。南京は歴史問題で日本人にとって反日の中心地という印象がある。しかし記事は、「南京でさえ日本人が行っても危険はない」と紹介している。
実際、大都市である南京市には日本人も多く住んでおり、2012年の時のように反日デモが盛り上がっている時でなければ日本人だというだけで危険に巻き込まれるということはないだろう。
記事は最後に、日本人が中国を訪問する際には、相手への尊重を忘れなければ危険はなく、旅を楽しめると結論付けている。確かに中国は全体的に治安が良く、外国人に対しては比較的礼儀正しいと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本で暮らす中国人が語る「日本は良い国なんてレベルじゃない」=中国報道
遣隋使や遣唐使で日本人と接触のあった当時の中国人は「日本人をどう評価していた?」=中国
「日本酒」は欧米で高級なイメージなのに、なぜ中国の白酒は「雑巾の味」と言われるのか=中国報道
日本の航空会社の機内食「日本人の繊細な感覚を見事に表している」=中国報道
日本企業は中国から撤退するのか? 「それを待っている国があるんだぞ?」=中国報道