日本のトイレのどこが中国人に感銘を与えているのだろうか。記事は、日本では昔から公衆トイレを「無料」で使用することができ、しかも「トイレットペーパーがある」と紹介。最近でこそ中国の公衆トイレも無料になってきたが、少し前まで公衆トイレは有料で住み込みの清掃員がいて、備え付けのトイレットペーパーは存在せず、有料で買う必要があったことを考えると、日本との差は大きかったと言えるだろう。
記事はさらに、日本のトイレには「謎のボタン」がたくさんあるとも紹介。好奇心から使ってみたことのある人は皆称賛しているという。日本では温水洗浄便座の普及率が非常に高く、公衆トイレも多く使用されているが、普段使い慣れていない外国人にとっては「謎」に感じるのだろう。
いうまでもなく主な機能はおしり洗浄だが、女性トイレにはほかにも「音符の絵の付いたボタン」があり、これには意表を突かれると紹介している。てっきり音楽が流れるものと思って押すと流水の音がするからだ。使ってみると女性にとって非常に便利な機能で、「日本人は考えることがとても周到だと言わざるを得ない」と舌を巻いている。
記事の筆者は、日本人の細かさに感心するとともに、「さすが厠の神を信じる人たちだ」と日本人の信心深さとトイレへのこだわりを紹介しているが、確かに日本人にとってトイレは特別な場所である。
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