記事は、日本と中国と韓国はそれぞれ隣国同士であるうえ、コメを主食にするなど食文化も似通っていると指摘する一方、日韓は民主主義国家であり、中国は社会主義国家という違いもあると指摘。また、中韓と違って日本の自衛隊は軍隊ではないという違いもあるが、記事は「中国人民解放軍と韓国軍、自衛隊における食事にも違いがあるのだろうか」と問いかけた。
続けて、韓国軍では2013年における軍人の一食あたりの平均費用が2144ウォン(約192円)にとどまり、「少なすぎる」として物議を醸したことがあることを紹介。近年は食費の増加が見られるものの、それでもまだ十分とはいえず、今なお一部で「質素すぎる食事」が問題視されるケースがあることを紹介した。
続けて、自衛隊の食事については「肉や魚など、栄養のある食材が豊富に使われている」ことを紹介する一方、メニューがあらかじめ決められており、自分が食べたいものを選ぶことができないと指摘。これに対し、中国はすでに「食糧に困ることはなくなった」とし、人民解放軍でも食事の改善が断続的に行われており、中国は地方によって食文化が大きく異なることから、軍人たちは自分が好きな料理を選ぶことが可能になっていると指摘。食事に対する予算も豊富であり、「米軍の食事ほどではないにしても、解放軍の食事は日韓より優れているのは間違いない」と論じた。
衆議院議員の河野太郎氏が2019年12月に公式サイトで明かしたところによると、陸上自衛隊の食費は1日あたり約900円となっており、1日3食である場合は1食あたり約300円となる。中国は国防予算からしてもともと不透明な部分が多く、人民解放軍の食事予算も正確なものは不明だが、近年は国防予算の増加が続いていることから、食事の内容が「日韓より優れている」という記事の主張もあながち間違っていないかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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