記事はまず、「日本の消費者はIoT製品に対してあまり興味を持っていない」とし、中国や韓国に比べて消費者がスマート家電を採用した製品を購入したがらないと紹介。中国ではブームになっているスマートキッチンや、IoTの特徴を打ち出したキッチン製品が必ずしも日本人には喜ばれないのだと伝えた。
また、日本の消費者はキッチン家電製品に対し、インターネットで遠隔操作や管理ができる機能よりも、調理に関連した付加機能や高いデザイン性を求めていると指摘。日本におけるキッチン家電製品のニーズには、炊飯器やホームベーカリーなどに代表されるように質の高さ、おいしさが求められる「高級化」の傾向があるとした。
一方で、健康志向の高まりから人気が出ると見込まれたノンフライヤーや電気蒸し器といった製品は、利用空間が限られた日本のキッチンでは場所を取ってしまうなどの理由から、日本ではあまり売れていないのだと伝えている。
中国の家電製品を見ていると、ありとあらゆるものをインターネットにつないで「スマート化」することがトレンドになっている印象だ。新しいものをどんどん取り入れようとする精神の表れと言えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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