そのため最近では規制が厳しくなり、あまりに質の低い内容では検閲が通らなくなっているようだが、中国メディアの百家号は8日、抗日ドラマの旧日本兵がいかに愚かな人として描かれているかについて皮肉を込めた笑い話があると紹介する記事を掲載した。
この笑い話は、子どもが「なぜ抗日ドラマの日本人はあんなに間抜けで愚かなのか」と父に尋ねるというものだ。これに対して父親は「それは日本人だからだよ」と答えるという。しかし子どもは、「では、なぜうちは日本メーカーの家電をあんなにたくさん買うのか」と父に尋ねる。すると父親は、「正直で人を騙さない日本人が作る製品は品質が優れているからだよ」と返答するそうだ。
中国では「まじめ」、「正直」という言葉は、必ずしも良い意味ではない場合もあるが、やはり中国人の日本や日本人に対する評価は「矛盾している」といわざるを得ず、その矛盾を皮肉を込めて笑い話にしたものだと言えるだろう。それだけ抗日ドラマでの日本人の描き方がおかしいということでもあり、日本や日本人を正しく理解して欲しいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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