記事は、日本が明治維新以降資本主義の道を歩み始めると同時に、対外拡張戦略を始めたことにより、当時落ちぶれていた中国はその「犠牲」になり、大きなダメージを受けることになったと紹介。
そして、日本が1876年に軍艦を用いて朝鮮に開国を迫り、不平等条約である日朝修好条規によって釜山などの港を開かせたほか、その後の日清戦争によって朝鮮半島内の中国勢力を駆逐することに成功し、権力の掌握を進めていったと説明。その結果1910年に日韓併合条約が結ばれ、1897年に朝鮮から改称した韓国はついに日本の領土となったとしている。
さらに、日本による植民統治は1945年に日本が無条件降伏するまで続き、終戦で日本の統治から解放されたものの、その後ほどなく国がソ連と米国によって分断されて2つの政府が誕生し、朝鮮戦争という国際戦争の泥沼に突入することになったと伝えた。
記事はその上で「日本こそ朝鮮半島の分裂を引き起こし、南北で今なお諍いが絶えない状況を生んだ原因であるとも言えるため、韓国、北朝鮮いずれもが日本に対して強い恨みを持っている」とし、それゆえに日韓両国がいずれも米国と同盟関係にあるにも関わらず、互いにいがみあい続けているのだと論じている。
福島第一原発の汚染処理水について日本政府が海洋放出を検討しているとの情報が流れ、世界から注目を集めるとともに、中国や韓国から日本政府に対する批判の声が出ている。記事は、特に韓国がこの問題について強い反発を示したのは、やはり日本に対する「恨み」があるからだとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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