中国のポータルサイト・百度に10日、「日本にはこんな奇妙な名前の大学がある」とする記事が掲載された。

 記事は、日本の大学名について、東京大学や京都大学など地名が付いたものが多いほか、東京芸術大学、電気通信大学など専門分野名を冠したものが一般的であると紹介。
その一方で、中には「本当にあるのか」と思ってしまうような個性的なネーミングの大学も存在するとして、その例をいくつか挙げている。

 最初に紹介したのは、「天使大学」。北海道にある大学で、1947年創設の専門学校が2000年に大学に昇格したと伝えるとともに、設置されているのは看護栄養学部のみで、看護学科、栄養学科の2学科が存在するとした。また、助産研究科、看護栄養学研究科の大学院もあり、助産研究科は日本で唯一であると説明している。

 続いては「ものつくり大学」だ。埼玉県で2001年に創設された私立の工科系大学であるとし、実践を従事した上で、科学技術の知識や管理能力を培う教育を旨としており、他の工科系大学と異なる点として、実習科目の多さ、実習サイクルの長さが挙げられるとした。

 次に挙げたのは、「サイバー大学」である。日本の大手IT企業・ソフトバンクが福岡県で2007年に創設した株式会社立大学で、その名の通りIT総合学部のみが開設されており、テクノロジー、ビジネス、ITコミュニケーションの3コースが存在すると紹介。テクノロジーとビジネスの両方面からのアプローチによる総合的な教育を基本方針としていると伝えた。

 そして最後に、東京で2005年に創設された株式会社立大学の「デジタルハリウッド大学」を紹介。日本唯一のデジタルメディアを専門的に学ぶ単科大学で、デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科のみが設置されており、3DCGや視覚効果、ゲーム、映像、アニメーション、平面デザイン、ウェブページデザイン、メディアアート、宣伝、ビジネスなどのカリキュラムが用意されており、自分に合った科目を選択することができるとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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