記事は、日本に滞在していると「とても特殊な現象に気づく」として、路上に直接座り込んだり横になったりして寝ている人をしばしば見かけると紹介。
そして、スーツを着た人たちが路上で寝る理由として「家に帰りたくないからではなく、そもそも家に帰れないからなのだ」と説明。日本の残業文化は世界的にも悪名高く、1カ月平均で30~40時間は残業しているとしたほか、日本のサラリーマンの多くは往復2~3時間かけて通勤しているため、あまり遅くまで残業していると帰宅する手段がなくなってしまうのだと解説している。
また、ただでさえ遅くまで仕事をして睡眠が不足し、疲労が蓄積しているにも関わらず、日本には加えて仕事上がりに酒を飲みに行く習慣が広く存在しており、同僚との会食はともかくとして顧客との接待には参加せざるを得ないことも少なくないと指摘。かくして、時間的に家に帰れない、あるいは疲れ果てて動けなくなったサラリーマンが路上で眠ってしまうのだと伝えた。
記事は、路上で一夜を過ごしてしまったサラリーマンは翌朝公衆トイレで洗顔などを済ませて身なりを整えると、コーヒーや朝食を買って再び会社に戻り、また一日仕事をするのだと紹介。このような生活は「本当に悲惨だ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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