投稿者は日本在住の中国人女性で、東京の街並みを撮影したうえで紹介している。そして、中国で良く耳にする「細部が成敗を決める」という言葉を用いたうえで、「この言葉がどのようなことか、日本の街を見れば良く分かる」と感心している。すぐに感じるのは「社会の秩序」と「民度の高さ」であるようだ。
投稿者が挙げた中国との違いの1つ目は「列に並ぶとき距離を空けること」だという。今は世界的にソーシャルディスタンスが奨励されているが、「日本ではコロナが感染拡大する前から、列に並ぶ人同士が一定の距離を保って並んでいる」と紹介した。これは「割り込まれないよう距離を詰めて並ぶ」のが当たり前の中国とは確かに異なっている。
2つ目は「服装が地味なこと」。暗色系の服が多く、スカートの長さも女子高生以外は長めで、ボディラインが出るような服を着る人も見かけないと紹介。この点、中国人は派手な服装を好む人が多く、中高年でもミニスカートを履く女性もいるためか、日本人は保守的と感じられるようだ。3つ目は「中高年層を多く見かけること」だが、孫を連れた高齢者は見かけないとも伝えている。
4つ目は「食べ歩きする人が少ない」ことで、ごみ箱もないと紹介。中国では食べ歩きは普通のことだ。
これに対し、ほとんどのユーザーは日本人の民度を称賛。「先進国は民度も高い」という人や、「ルールを守り、法律を守る社会は、安心感を与えてくれる」と称賛するコメントが多かった。ある人は「日本でごみ箱がなくて困っていた時、近くで食事中の家族がごみを引き取ってくれた」というエピソードを紹介していた。少し街を観察するだけでも、日本と中国には違いがたくさんあるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
これが靖国神社なのか! 中国ネット民たちが驚いたこと
核実験に成功した中国、なぜ「すぐ日本に通知」したのか
日本の幼稚園のマラソン大会、中国人の「心を激しく揺さぶった」理由
白人以外の国で唯一、列強になった日本「一体どうやって・・・」=中国
初めて日本を訪れた中国人が「驚くこと、感動すること」=中国