味の素、佐賀県とコラボ 野菜摂取の必要性を強調
ベジスタ!ライオンのクイズ(「べジスタ」×「ラブベジ」/ゆめタウン佐賀)
味の素九州支社(栢原紫野支社長)は20日、佐賀市のゆめタウン佐賀の食品売場で佐賀県とのコラボイベント「べジスタ」×「ラブベジ」を開催した。

味の素では、おいしく食べて健康づくり“Eat Well, Live Well”の一環として「野菜をもっととろうよ!」をスローガンに掲げ、国(厚生労働省健康日本21)が推奨する「野菜の摂取目標1日350g以上」の実践を応援するプロジェクト「ラブベジ」に注力している。


イベントは、佐賀県民の野菜摂取向上を図るべく佐賀県がさが健康維新県民運動「サポート企業」として推し進める、さが健康維新県民運動「いただきますは野菜から」~SAGA VEGETABLE START project~事業と協働する形で実現した。

会場の野菜クイズラリーイベントは、一般来場客が食品売場4か所に設置された野菜クイズに答えると、人気絵本作家・谷口智則氏描き下ろしのオリジナルキャラクターのステッカーや、佐賀県の新玉ねぎ、アスパラガスを美味しく食べられる旬野菜レシピなどがプレゼントされた。

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ベジスタ!ライオンのクイズ(「べジスタ」×「ラブベジ」/ゆめタウン佐賀) イベント会場では、味の素九州支社の社員や佐賀県健康増進課の職員が来場者に声をかけながら企画趣旨を説明する姿が見られた。クイズに参加しながら野菜摂取についての知見を楽しく学ぶことができる企画として、参加者からも大好評だった。

味の素九州支社では「先入観で野菜はおいしくないから食べたがらないという子どもを抱えるご家庭も多い。実際は野菜はおいしく、かつ身体にも良い食べ物であると知っていただく機会がつくれないかを検証し、今回の企画を形にすることができた。より多くの方々にイベントに参加していただくことで、(毎日の生活の中での野菜摂取の必要性について)楽しみながら学んでもらえるきっかけづくりにしたい」とコメント。

佐賀県健康増進課では「佐賀県は農産県であるにもかかわらず、県民の平均野菜摂取量は261.3g(平成28年国民健康・栄養調査)の低水準にとどまっている。そこで県オリジナル絵本『いただきますはやさいから』(絵・谷口智則氏)を作成し、県内の小学校、保育園・幼稚園などに配布。野菜を食べてもらいやすくするための仕組み作りと野菜消費の促進に取り組んでいる。野菜嫌いの子どもを一人でもなくせるよう、引き続き啓蒙活動に努めていきたい」と説明した。
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