
同店は、延べ床面積300㎡(90.8坪)、売場面積238㎡(72坪)の一般的なコンビニよりやや広めのスペースに、青果・鮮魚・精肉・デリカ・ベーカリー・日配食品・一般食品・生活用品が並ぶ。
その秘訣は、作業場を取り除いた点にある。「デリカとベーカリーの作業場がない店舗となる。サテライト供給ということで『マルエツ プチ東池袋五丁目店』から商品を専門の業者に配達してもらっている」(マルエツ)と説明する。
デリカ売場(マルエツ プチ 本駒込二丁目店) 在庫スペースもほぼ皆無。休憩室近くに冷凍保管スペースを設けた程度となっている。「作業場をなくすことで、坪数の少ないところでも展開できる『マルエツプチ』初となる1号店」と位置づけている。
品揃えは全般的に、生鮮三品を強化し、健康やサステナブルへの関心の高まりに対応している。健康意識の高まりには、オーガニック商品やカロリー控えめ、糖質オフ商品を展開。一方、サステナブルに対しては、精肉では大豆ミートを品揃えし、デリカでは大豆ミートを使用したバーガーや弁当を販売。大量の穀物を必要とする食肉に代わる代替タンパク質として昆虫食も取り揃えている。
なお、同店は71店舗目の「マルエツ プチ」となる。
