
飲み終わると“きゅん”とする仕掛けの夏季限定パッケージ(カルピスウォーター) アサヒ飲料は発売30周年の今年、改めて「カルピスウォーター」の培ってきた魅力を伝える活動に注力している。取材に応じた田中孝一郎マーケティング本部マーケティング二部乳性グループリーダーは「『カルピスウォーター』は変わらず高校生の青春を応援するブランドであり続ける。30年のご愛飲の感謝を込めて、とにかくたくさんのお客さまに飲んでいただくべく、手軽により手に取りやすい環境をつくるのが大きなテーマ」と語る。
直近では、消費者との接点拡大策として6月8日に期間限定で発売開始した「カルピスウォーター レモン」(490㎖PET)が好スタートを切った。
同商品は、「カルピスウォーター」30周年限定商品で、1993年2月に初の「カルピスウォーター」のフレーバー展開品として発売された「カルピスウォーター レモン」の復刻商品となる。中身は“レモン水で作った「カルピス」”を現代版にアレンジし、凍結レモンエキスを純水で希釈したレモン水を使用し、冷凍でも楽しめる設計に仕立てられている。

コミュニケーションは、「高校生や若者を描きながら、青春を経験した30~50代の大人にも共感していただくことを30周年でより意識した」とし、永野芽郁さんと小手伸也さんが出演するTVCMなどを展開している。
加えて、「カルピス」ブランド全体では、昨年から高校生の放課後を応援する「放課後カルピス」プロジェクトを展開。その一環として、片想いをテーマとしたオリジナル連続Webドラマ「すべての恋は片想いからはじまるっぽい」(恋ぽい)を制作し6月8日から公式YouTubeチャネルで第1話の配信を開始した。