味の素、カスミ 茨城県「減塩の日」でコラボ
味の素提案の試食メニュー(いばらき美味(おい)しおDay)
味の素とカスミはこのほど、茨城県が推進する減塩の日「いばらき美味(おい)しおDay」の取り組みに賛同し、制定から1周年を記念した共同企画を行う。

茨城県は生活習慣病による死亡率が全国比で高く、その要因の一つである塩分摂取量は全国平均を5割近く上回っている。
茨城県では県民の塩分摂取量を減らす取り組みを推進させるため、昨年11月、毎月20日を「いばらき美味(おい)しおDay」と定め、その日を中心に普及啓発活動を展開している。

味の素とカスミによる企画は、19日から12月16日まで実施。キャンペーン期間中に対象商品500円以上のレシートを添付して応募すると、「減塩商品を含む味の素製品詰め合わせ」を抽選で200人にプレゼントするというもの。12月23日を締め切りとする。

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味の素提案の試食メニュー(いばらき美味(おい)しおDay) 12日には茨城県庁で大井川和彦知事による減塩メニューの試食会を開催。メニューは、味の素の管理栄養士が考案した「水菜と根菜の具だくさんみそ汁」「きのこ入りたらのアクアパッツア」「手作り浅漬けうまうま白菜」。大井川知事は「減塩メニューとは思えない。素材の旨味を感じることができるし大満足。この取り組みを契機に、県民の皆様が減塩しながら豊かな食生活を送ることに期待したい」と感想を述べた。

味の素の立野哲史関東支店長は「いずれも旬の生鮮素材を使ったメニュー。当社ではおいしい減塩メニューや、そのコツを提案している。素材の持ち味を生かし、旨味や香辛料を効かせて減塩とは思えないおいしさを作り出せた」と説明。
カスミの折本文孝取締役執行役員は「茨城県とカスミでは一昨年、包括連携協定を締結し、その中には健康増進や福祉の向上に関する項目も含まれている。今回、健康増進という観点から味の素と連携し、カスミの店頭で減塩メニューを提案する。今回のキャンペーンを通して、県民の皆様の健康増進につなげていきたい」と意欲をみせた。
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