
「どん兵衛部長」は、群馬県、茨城県、栃木県、埼玉県にゆかりのある学生(大学生、専門学校生、高校生)が対象。各県から選ばれたどん兵衛部長は、オリジナルアレンジメニューの開発、試食会、ネーミング、売場づくりの検討、お店との交渉など「どん兵衛」のマーケティング活動を日清食品の社員とともに体験した。
群馬県のどん兵衛部長に選ばれたのは、山田凌大(やまだ・りょうた)さん。ネーミングについては「群馬の魅力をコロッケだけにアゲアゲしたいという想いを込めた。グンマーに秘められた絶品コロッケのじゅわっとジューシーな味わいを表現した。コロッケ『どん兵衛』の美味しさがたくさんの方に伝われば」と語り、アレンジレシピの裏技として「柚子胡椒を加えると、よりウマいどん兵衛に仕上がること間違いなし!」と太鼓判。
茨城県のどん兵衛部長は、昨春から茨城県内の高校に通う久保田千惺(くぼた・ちさと)さん。アレンジのポイント「牛乳」については「年末年始の大量廃棄危機問題から着想した。出汁と合わせるとなんともクリ~ミ~で、想像を超える味わい。牛乳が苦手な方もぜひ!」とアピール。メニュー名については「出汁と牛乳のクリ~ミ~さと、全国一位の生産量を誇るレンコンを使った『れんこんステーキ』を全面に押し出した」としている。
栃木県のどん兵衛部長は19歳の須藤すず(すどう・すず)さん。栃木県(宇都宮市)と言えば「餃子」だが、アレンジのポイントは「餃子をどどんと豪快にin!。ニンニクの旨みとピリっと辛い食べるラー油が相まって、一度食べたらやみつきになる味わい。満点の食べ応えで寒い日を乗り越えられるようなアレンジに仕上げた」。メニュー名に方言を用いることで、地元の買物客の目に止まるよう工夫。「スタミナ」という言葉で、ボリューム感も意識してもらえるようにした。
「生まれも育ちも埼玉県。埼玉なくして私の人生語れません」と言い切ったのは、埼玉県のどん兵衛部長に選ばれた西村文花(にしむら・あやか)さん。「ダさいたま」などネタにされることもある埼玉県、メニュー名に「『やさいたま』で知られざる埼玉の魅力を伝えたい」という願いを込めた。アレンジについて、「最大のポイントはどん兵衛を野菜と一緒に煮込むこと。野菜とどん兵衛の旨みが最大限に感じられる」ところ。
いずれもオリジナルリーフレットがなくなり次第、売場展開は終了するが、「どん兵衛」公式Twitter(@donbei_jp)でもレシピを公開する。