
マルハニチロ北日本・釧路第三工場は焼成ラインを新設し、道東沖で漁獲されるイワシを使った「いわし蒲焼」缶詰が主な生産品目となる。
また、新焼成機の熱源には天然ガスを使用。焼成効率の向上とともに、エネルギーおよびCO2の削減につなげる。釧路工場では第三工場の新設に合わせて電気設備、排水設備、食堂・休憩室などの福利厚生施設を全面的に更新。より安全で環境に配慮した生産工場となった。
同社では「マルハニチログループ缶詰事業の重要な生産拠点として設備を強化し、お客様の需要に応えるとともに、安全・安心な商品を届けていく」とした。
〈釧路第三工場概要〉
▽所在地=北海道釧路市海運3丁目1番1号
▽敷地面積=3千206.9㎡(971.8坪)
▽建物面積=2千171.73㎡(658.1坪)
▽延床面積=3千673.23㎡(1千113.1坪)
▽構造・規模=鉄骨造(S造)、地上2階建
▽生産品目=缶詰(サンマ、イワシ、ほか)
▽処理能力=4千500t/年
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