「パピコ」はなぜ2つに分けられるようになっているのか? 特徴的な形を受け継ぎ長年の人気フレーバーに磨き
4月18日にリニューアル発売された「パピコ〈チョコ〉コーヒー」(上)と「パピコ〈ホワイトサワー〉」
 江崎グリコは“2本で1つ”の特徴的な形を受け継ぎフローズンスムージーの「パピコ」に磨きをかける。

 「パピコ」は1974年に誕生。
乳酸飲料を氷菓にすることをコンセプトに試作を繰り返して開発された「乳酸ミルク」が最初の商品となる。
当時は幼児向けに発売されたが、中学生に多く買われていることが分かり77年に姉妹品の「チョココーヒー」が発売されて大ヒットとなった。

 “2本で1つ”の形態は、バーアイスの「グリコWソーダアイス」を参考にコミュニケーションツールとして買われることを想定して編み出された。
 「2本で1つの形態にして、友達同士、親子で気軽にみんなで分け合って食べられるアイスとして発売した」(江崎グリコ)という。

 「パピコ」のネーミングについては諸説あり、江崎グリコでは「ポッキー、プリッツ、プッチンプリン、カプリコなど当時は破裂音“ぱぴぷぺぽ”が入った名前の商品がヒットするというジンクスがあったため」「リズムよく覚えやすく、子どもにも発音しやすい語感のため」としている。

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4月18日にリニューアル発売された「パピコ〈チョコ〉コーヒー」(上)と「パピコ〈ホワイトサワー〉」 同社は今年、ロングセラー商品の「チョココーヒー」と「ホワイトサワー」を刷新し4月18日から発売している。

 「チョココーヒー」は生チョコレートを従来の160%に増量。「生チョコの味わいと、とろけるなめらかな食感を強化した」。

 「ホワイトサワー」は乳酸菌から作られた発酵乳を従来の110%に増量。「爽やかな酸味と乳のコクを強化した。乳酸菌は3種類100億個配合して、爽やかで甘酸っぱい発酵由来のおいしさを実現した」と胸を張る。

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