
今年で23回目。
全国大会では、出場者がそれぞれ考案したレシピを実際に調理。地元の名産品を使ったメニューや、ラーメンを洋風にアレンジしたアイデア料理などを次々に完成させた。審査は、協会の沖斉食育推進委員長(審査員長)、農林水産省の佐々木隆行食品製造課課長補佐、日本栄養士会の下浦佳之専務理事、服部栄養専門学校の中村哲西洋料理教授、山形大学の大森桂副学長・学術研究院教授の5名で行われた。
ラーメンをパエリア風にその結果、農林水産大臣賞は「千産千消ラーメン」(瀧澤うたさん/千葉・八千代市立萱田小学校5年)に決定。落花生、小松菜など地元千葉の名産品をふんだんに使用し、クリーミーなおいしさの一杯に仕上げた。文部科学大臣賞には「ラーメンdeパエリア」(写真、都築快斗さん/愛知・刈谷市立富士松東小学校6年)を選出。パエリアとラーメンを組み合わせる斬新なアイデアと味わいが評価の決め手となった。他にも審査員特別賞、インスタントラーメンナビ賞などが選ばれ、それぞれに賞状や副賞(図書カード、インスタントラ―メン)が贈られた。
沖審査員長は講評で、「1万1000以上の作品から選ばれた皆さんのレシピはどれも素晴らしかった。本コンクールは食育の一環。