
野菜が特徴のレトルトカレーが伸長する中で、好きな野菜上位でありながら、カレーの具材としては目立ちにくい玉ねぎに着目。玉ねぎを主役にした「ぎゅっと濃厚玉ねぎカレー」を開発し、「ブイヨン風味仕立て」「生クリーム風味仕立て」の2品を発売した。
飴色玉ねぎを贅沢に使用し、オニオングラタンスープのような濃厚な旨味を楽しめるカレーに仕立てたことがポイント。シャキシャキとした食感と風味を楽しめる生玉ねぎ、オニオンチップなど複数の玉ねぎ原料も使用し、「玉ねぎづくしの製品」(同社)にした。また、ブイヨンまたは生クリームを合わせ、コク深さ、濃厚さをさらに高めた。
「タイ風グリーンカレー」「玉ねぎのシズル」のイラスト、「飴色玉ねぎの旨味」のコピーなど「玉ねぎづくしのパッケージ」(同)にしたこともポイント。30~40代女性を中心とする幅広い層に向けて提案する。150g、税別参考小売価格238円。
エスニックカレーのセグメントが伸長する中で、本格感、失敗しない安心感を人気店監修で担保した「地球のカレー」を開発し「タイ風グリーンカレー」「パキスタン風海老カレー」「北インド風バターチキンカレー」「ゴア風ポークビンダルー」「パキスタン風チキンカレー」の5品を発売した。
「地球のカレー」のブランド名は「地球にはいろいろなカレーがある。それを試してもらいたいという思いを表現したネーミング」(同)。30~50代を中心とする幅広い層に向けて提案する。

肉由来のおいしさとスパイスの香りにこだわることで、牛肉のだしとスパイスの香りが両立されたカレーを実現した。前者については「フォンドボー」を何度もこしながら煮詰めた「グラスドビアン」を同社レトルト製品で初採用したこと、後者についてはあえて非乳化ソースにしたこともポイント。いつもと少し違った風味や本場・プロ感を求める30~40代女性に向けて提案する。180g、同409円。