
「お水がいらない」シリーズは2014年に販売開始し、24年に累計販売数が2億食を突破した。冷凍具付きうどん・ラーメンの売上№1ブランド(出典:インテージSRI+)で、プレミアムラインは今回が初。
このほど発表会を開催。白潟昌彦社長は「当社は昨年創業50周年を迎えたが、当時から本物のおいしさを届けるという強い気持ちを持ち続けてきた。今回はわれわれが磨き上げた冷凍麺の技術と、監修店のこだわりのモノづくりが融合したプレミアムな商品」と話した。
発表会には開発を監修した両店主も参加。カドヤ食堂(大阪)の橘和良店主はこだわりの「ワンタン(雲呑)」を実現するため自身のレシピや技術を惜しみなく提供したこと、飯田商店(神奈川)の飯田将太店主は「0.1㎜」の細かさで理想的な麺やスープの配合などを目指したエピソードを披露した。
キンレイ企画部の大倉孝志氏は「開発中はさながら師匠と弟子の関係。われわれが120%のクオリティを追求したつもりでも、新たな課題を提示していただくことの繰り返しで、ぶつかり稽古のようだった。ただ、それをクリアすることで妥協のないこだわりの商品が出来上がった」と自信をのぞかせた。
試食する横澤夏子さん(左)と鈴木亜美さん「お水がいらないプレミアム カドヤ食堂ワンタンめん」は、皮の食感や具のほどけ度合いにまでこだわったワンタン2個をはじめ厳選素材を使用した芳醇醤油味のスープ、北海道産小麦100%のしなやかな麺のいずれもハイレベル。
ゲストで横澤夏子さん、鈴木亜美さんも登場し、「このおいしさを家庭で気軽に食べられるのはすごい」などと絶賛した。