「記念館」技術革新の歴史を展示
カゴメは1899年(明治32年)に愛知県東海市で創業。長期ビジョン「トマトの会社から、野菜の会社に。」を掲げ、社会課題である「健康寿命の延伸」「農業振興・地方創生」「持続可能な地球環境」の3つを重点的に取り組んでいる。日本で食べられる緑黄色野菜の25%、野菜全体の約6%をカゴメが供給。「畑は第一工場」を商品づくりの基本とし、この考え方は海外の原料にも生かされている。世界のトマト加工会社では3位の加工能力をもっている。
カゴメ記念館は、1974年に建設。展示されている品々は「近代化産業遺産」に認定されている。記念館1階入り口には創業者の蟹江一太郎氏の銅像と、企業理念である「感謝、自然、開かれた企業」の中の「感謝」の筆文字が来館者を迎える。2階は蟹江氏の歴史やカゴメの成り立ち、創業当時の資料や遺品など展示。創業当時は西洋野菜は栽培されていなかったが、蟹江氏は名古屋の農事試験場で栽培技術を学び、この地で西洋野菜づくりに挑戦。名古屋ホテルの料理長からトマトソースを分けてもらい、ソースづくりを開始。
トマトの品種改良の歴史を説明するスタッフ 大正から昭和にかけて生産設備を拡充。国内初の自動トマト裏ごし機やトマトの芯抜き機などを導入。創業当時からトマトの契約栽培を採用。これによりトマトの安定供給が可能となり、ソースを中心に事業を大きく発展させた。食生活の変化に伴い、当初のケチャップ容器は細口瓶だったが、使い難いので広口、アルミチューブ入りに改良。
「醸熟こそがおいしさの秘訣」
上野工場は1919年(大正8年)に操業開始。全国6カ所工場のうち上野工場はソース専門工場。当時は地名が愛知県知多郡上野村だったため、上野工場と名付けられた。工場では香辛料の展示も行っており、香りの違いを体験できる。また、上野工場で製造している「ウスターソース」「中濃ソース」「とんかつソース」「こいくちソース」の4種類を試食し、味比べも楽しめる。地域ごとに異なるソース文化も紹介。
上野工場はカゴメの歴史そのものであり、重要な生産拠点になっており、家庭用ペットボトル入りソース、ケチャップソースなどの汎用ボトルや業務用ソース、お弁当用ミニパックソースも製造している。
壁面には「醸熟こそがカゴメソースのおいしさの秘訣」と表示。製造品目はウスター、とんかつ、中濃、濃い口(東海)の4品種。醸熟液は富士見工場で作られ、上野工場まで運ばれる。上野工場は調合から充填、箱詰め、出荷。
現在は500ミリの中濃を充填し、パレットに入れて納品。主力ラインは2ライン。
小林裕一工場長は「記念館はコロナの影響で一時中止していたが、5月から内装をリニューアルして見学を再開。工場見学も10月から新たに見学者通路を新設してソースづくりの見学を開始した。創業の地で歴史とモノづくりを見学できる施設ができたことは嬉しく思う」と語っている。
また、マーケティング本部食品企画部「醸熟ソース」商品企画ブランド担当の服部恭教氏は、「カゴメソースは東海を中心に西日本の№1シェア。今年は昭和100年にあたるため、ソースとケチャップでつくるレトロな洋食メニューを店頭やSNSで発信。10~12月は子育て世代に向けてタレントの杉浦太陽さんを起用し、メニュー発信をしている。その結果、カゴメの購入率、購入容量は市場を上回り、レギュラーソースが食卓に出現する頻度も上昇。

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