店舗は名古屋市千種区で1969年、ダイエー今池店として誕生し、2015年にイオン今池店に屋号を変更した。
最終日の店内では、54年の歴史をつづる写真パネルや来店客から寄せられたメッセージを掲示。営業終了を知った近隣住民らが食品レジで長い行列を作った。
閉店後に行われたセレモニーでは、泰山亨店長が「今ではイオンの中で最も歴史の古い店舗となった。54年間、この地で営業させていただいたのは、地域の皆さまのご支援の賜物と痛感している。私も名古屋出身で、学生のころ今池店を利用していた。とても思い入れのある店舗で、今回一時休業となるのは寂しい気持ちでいっぱいです。皆さまにはここでの思い出を心のどこかに留めていただければ、従業員一同この上ない幸せです」とあいさつした。
イオンリテールでは、老朽化に伴い施設は取り壊す予定だが、その後の活用については未定。