「メイカンセレクション」では、「推しの新商品」や「乾麺・つゆ」などの定番テーマをはじめ「災害備蓄品」「カレンダー商材」「ロカボフード」「タイパ商品」「プラントベース」「アジアンフード」「健康志向・機能性食品」「即食・簡便」など、昨今のトレンドやキーワードを踏まえた商品をセレクト。
県別コーナーでは、愛知・岐阜・三重・静岡・長野の地場メーカー商品や地域名産品などを揃え、地産地消・地域商材を求める小売に提案を図った。
また今回の展示会では、以前好評だった試食専用エリアの屋台ブースを復活。
コロナが明け試食も活況中部メイカン・小寺社長によると、同社の24年3月期通期業績予想は、総売上高が前年比2・7%減の109億円、経常利益が2・6%増の1億9千500万円。「売上については、主要取引先企業の売上減を、他の主力企業の帳合獲得などでカバーしきれなかった。ただ、下げ止まり基調になってきたことと、現在前向きな話をいただいているところが2社ほどあり、4月以降は回復してくる見込み」という。経常利益に関しては有価証券の配当のほか、好調な「築地銀だこ」のFC事業や1社のセンター受託をしたことなどが寄与した。
物流2024年問題に対しては、「当社の優先事項の一番は、納品時間の午前10時を厳守していただくこと。
また同社では、第2安八物流センターの建築を計画。今年秋口に土地取得にめどをつけ、そこから1年~1年半後には新センター完成を構想する。第2センター稼働に合わせ「本社機能の移転や西濃酒販などグループ企業の配送も集約していく」。
ロジスティックス事業には引き続き注力。