同社グループは、2021年4月1日に当時の三井製糖と大日本明治製糖の経営統合により持株会社体制に移行。2022年10月1日には両社が合併してDM三井製糖を発足し、「国内砂糖事業の強靭化」など中期経営計画(2026 Diversify into Nutrition & Health)に掲げる各種施策を展開してきた。
しかし、事業環境の不確実性が高まるなか、「中期経営計画目標達成の確度を高め、適切なグループガバナンスのもとで迅速な意思決定を行い、経営統合効果をより早期に実現できる仕組みと組織体制を整備することが必要」と判断。持株会社体制を解消し、新たな体制で海外事業やライフ・エナジー事業を含めたグループ一体経営を加速させる考えだ。
DM三井製糖ホールディングスを吸収合併存続会社としてDM三井製糖は解散する。DM三井製糖の事業は全て承継されるが「連結業績への影響は軽微」としている。