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4月1日、「週プレ グラジャパ!」から、フォロワー110万人超えのTikToker・主人公(金丸紗希)のデジタル写真集『踊るワンルームから夢の中』がリリースされた。

今回のグラビアは、彼女のTikTokフォロワーが100万人を突破した昨年末より始動。

「#人生初水着まであと100日」というハッシュタグを掲げ、TikTokでの動画投稿を通して、文字通り100日間のカウントダウンを続けた結果、フォロワーはさらに17万人増加。発売されたデジタル写真集もまた超絶大ヒットを記録した。

「ずっとグラビアに出ることを夢見ていました」。そうまっすぐに語る彼女に、初グラビアにかけた思いを聞いた。

*  *  *

■中学生以来の本当に初めての水着

――昨年末より、TikTokで「#人生初水着まであと100日」のカウントダウンを開始。4月1日、ついにデジタル写真集が発売となりました。

@sakii_0405_ #人生初水着まであと100日 ♬ オリジナル楽曲 - 主人公

主人公 カウントダウンを始めたのは、ちょうど昨年のクリスマス頃でした。

最初は、100日後に自分のグラビアが出るなんて現実味が全くなかったです。いつの間にかコメントしてくださる方の数も増えて、みんなでカウントダウンをしていた感覚でしたね。あっという間に100日が経っていました。

――数年前にSNSで流行った"ワニさん"を思い出した方も多そうです(笑)。その100日企画は、主人公さんからのご提案で実現するに至りました。なぜ、こういった企画をやってみようと?

主人公 私、写真集集めが趣味で。

いつか自分もグラビアに出てみたいなって、ずっと夢見ていたんです。ただ当初は「私みたいな普通の女のコが出られるわけないか......」って、本当に夢物語だと思っていて。そんな中、週プレさんに顔見せに行かせていただけることが決まり、少しでも可能性を感じてもらえるようにと事務所の方と相談して提案させていただいたのが、今回の企画だったんですよね。

――グラビアに出る夢を叶えたい一心だったと。実際、かなり綿密に企画内容をお伝えいただけたので、すぐに実践するイメージが湧きました。

主人公 思いのほかトントン拍子に話が進んだので、顔見せの帰り道は夢でも見ていたんじゃないかと心配になりました(笑)。

同時に、大事なときが来るまで脱ぎたい気持ちをガマンし続けて良かったとも思いましたね。女のコにとって肌を見せることは、とても覚悟のいること。大切に守られてきたものを、大切な目線で見させていただく。私自身、そういうふうに楽しめるグラビアが大好きなので、夢が叶うまで、SNS上で過度な露出は絶対にしないと決めていたんです。まぁ、中学生以来水着を着たことがないくらい引きこもりなので、そもそも露出する機会はなかったんですけど(笑)。

――グラビアの見方がスゴく丁寧ですね。

撮影テーマを決めていく段階では、お好きな写真集をいくつかご持参いただきました。中でもいちばんお好きなのが?

主人公 沢尻エリカさんのファースト写真集『erika』(学習研究社)です。もともとアイドルさんの爽やかな写真集ばかりを集めていたんですけど、古本屋でたまたま手にした沢尻さんの写真集には衝撃を受けました。当時まだ18歳にもかかわらず、みょうに生っぽくて、沢尻さんにしか出せない雰囲気があって。私もあんなふうに色気を......出す自信はなかったけど(笑)、今回の撮影で、憧れは投影できたんじゃないかなと思っています!

「#人生初水着まであと100日」で念願のグラビアに初挑戦したTikToker・主人公(金丸紗希)「大切な時まで脱ぎたい気持ちをガマンしてきて良かったです」
デジタル写真集『踊るワンルームから夢の中』(撮影/小塚毅之)より。大好きな写真集の表紙に影響されてレアなデコ出しにも挑戦した

デジタル写真集『踊るワンルームから夢の中』(撮影/小塚毅之)より。大好きな写真集の表紙に影響されてレアなデコ出しにも挑戦した
――では改めて、初グラビア撮影の感想は?

主人公 際どい衣装が多くてドキドキしました。

憧れの初グラビアだったので、脱ぎ感にはこだわりたかったんです。それから、なるべく自然体な姿を撮っていただきたかったので、カメラを向けられたときは頑張って気を抜いていました(笑)。

――緊張していたとは思えないくらい、幅のある表情がたくさん見られてビックリしましたよ。

主人公 本当ですか? うれしいー! あと、やっぱりグラビアはムチムチなほうがかわいいかなって。夜中にあえて脂っこいものを食べて、撮影に向けて4?5kg増量しました。太ももとお腹に、いい具合にお肉がついた気がするので、注目して見てもらいたいです。

――普段TikTokの撮影をされている主人公さんのご自宅でも撮影をさせていただきました。

主人公 おうちでの撮影がいちばんソワソワしました。初めてお姉ちゃん以外の人を部屋に入れたんです(笑)。ベッドが置いてある部屋は普段からTikTokの撮影で写しているので大丈夫とはいえ、洗面所や台所まで見られるのはちょっと恥ずかしかったです。

「#人生初水着まであと100日」で念願のグラビアに初挑戦したTikToker・主人公(金丸紗希)「大切な時まで脱ぎたい気持ちをガマンしてきて良かったです」
デジタル写真集『踊るワンルームから夢の中』(撮影/小塚毅之)より。自宅で撮影したカット

デジタル写真集『踊るワンルームから夢の中』(撮影/小塚毅之)より。自宅で撮影したカット
――おしかけてすみませんでした!

主人公 とんでもないです! スタッフのみなさんが帰られたあと、じんわりと夢から現実に戻っていく感覚がありました。「はぁ、さっきまでここでグラビアを撮っていたんだ......」って。本当に夢の中にいるような撮影でした。思い出盛りだくさんの初グラビア、まだお手に取られていない方にも是非DLしていただきたいです!

■「主人公」って?

――ところで......、主人公さんって何者なんですか?

主人公 TikToker、なのかな? アイドル活動をしていた時期もあるんですけど、基本的にはおうちに引きこもってTikTokを投稿しているだけなので、一般人と変わらないです。身近に感じてください(笑)。

――いつから"主人公"として活動しているんですか?

主人公 高校2年生くらいだったと思います。それまでも"紗希"という名前でTikTokやYouTubeに動画投稿はしていました。最初にTikTokがバズったのが制服を着て踊っている動画だったので、"制服のコ"ってイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。

動画投稿自体は、TikTokとは別のアプリで、中学生からやっていました。といっても、当時は友達と遊びで上げていただけ。もちろん事務所にも入っていませんでした。何の変哲もないダンス動画だったんですけど、バズって、一気にフォロワーさんが増えて。......動画を撮るときのこだわりが増えたくらいで、やっていることは当時から変わらないですね。

――人気者になる感覚がイマドキすぎますよ! で、なんで"主人公"なんですか?

主人公 自分で"主人公"って名乗っちゃえば、みんな、私を"主人公"として見てくれるだろうと思ったからです。私、家が転勤族で、学生時代は転校が多かったんですよ。出身地は熊本県としていますが、その後も福岡や大阪など、各地を転々としていました。だから、学校でも友達ができにくかったり、できてもイジメられちゃったり。家庭内も、私とお姉ちゃんの反抗期が重なったりして、うまくいかない時期が長くて。

――そ、そうだったんですね。

主人公 他にも、いろいろと報われない気持ちを抱えることが多かったのですが、自分で自分を"主人公"と認識することで、ようやく前を向けた気がしています。根から自信のあるタイプじゃないからこそ、大事にしたい名前なんですよね。

――そんな由来があるとは知りませんでした。自ら名乗っていくスタイル、スゴく良いと思います。それに主人公さんなら、グラビア界の主人公を目指すこともきっと夢じゃないですよ!

主人公 目指したい! まだ初グラビアが叶ったばかりではありますが、次なる目標は表紙と写真集です。私を夢の舞台に連れてきてくださった週プレさん、今後ともよろしくお願いします!!

「#人生初水着まであと100日」で念願のグラビアに初挑戦したTikToker・主人公(金丸紗希)「大切な時まで脱ぎたい気持ちをガマンしてきて良かったです」

●主人公(しゅじんこう)/金丸紗希(かなまるさき) 
2002年4月5日生まれ 熊本県出身 身長 158cm 
趣味=写真集集め、音楽・アニメ・マンガ鑑賞 
特技=ダンス(アクロバットダンス)、ピアノ 
◯部屋の中で撮影されたダンス動画で注目を集めるフォロワー110万人超えのTikToker。このたび、「#人生初水着まであと100日」カウントダウン企画で初グラビアを披露 
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取材・文/とり 撮影/小塚毅之