過去、ラウンド16の舞台では2012年に広州恒大、2016年に上海上港といずれも中国勢に阻まれているFC東京。今試合では21歳の長身FW原大智を先発に抜擢し、原を中心に高い位置からプレッシャーを掛け、チャンスを窺う。元ブラジル代表のレナト・アウグストがタクトを振るう北京国安の攻撃に対しても、ディフェンス陣が集中力の高い守りを見せ、スコアレスで折り返した。
しかし後半に入ると、北京国安に押し込まれる時間が増え、59分、ついにゴールをこじ開けられてしまう。R・アウグストの突破に対し小川諒也が懸命に食らいついたが、鋭い折り返しのボールを中央に送られると、ゴール前でマークの外れていたアランに合わせられた。
反撃に出たいFC東京は61分、森重真人からのロングパスを受けた永井謙佑が左サイドで溜め、レアンドロへラストパス。
【スコア】
北京国安 1-0 FC東京
【得点者】
1-0 59分 アラン(北京国安)