ポーランド1部リーグのピアスト・グリヴィツェは8日、広島皆実高の中島永弥選手(18)との契約が内定したことを発表した。

 昨年8月に行われた現地での練習に参加した中島は、その際にポテンシャルを高く評価され、契約が内定。
卒業後にポーランドに渡り、リザーブチームに合流する予定だ。

 中島は今回の契約を受け、「ポーランド1部のピアスト・グリヴィツェと契約しました。これまで支えてくださった方達またこの契約に関わってくれました全ての方達に恩返しができるよう頑張ります」と意気込みを語っている。

 ピアスト・グリヴィツェは1945年に創立されたクラブで、ポーランド南部の街グリヴィツェを本拠地とし、ポーランド1部リーグに所属。J1の名古屋で活躍しているポーランド人ストライカー、ヤクブ・シュヴィルツォクが名古屋加入前に所属していたクラブでもある。

 近年は力をつけており、2018-2019シーズンには、クラブにとって初の1部リーグ優勝を果たした。
UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグにも出場し、ヨーロッパの舞台へと活躍を広げている。なお、クラブにとって中島は初の日本人選手との契約となる。