インテルは29日、同クラブに所属しているベルギー代表FWロメル・ルカクの負傷状況を報告した。

 クラブの発表によると、ルカクは28日のトレーニングにて左太ももを負傷したという。
来週にも再検査を実施することが伝えられた。クラブは離脱期間などに言及していないものの、『スカイ・イタリア』によると、約3~4週間ほどの離脱になる見込みだ。

 これにより、ルカクは同3日に予定されているセリエA第5節、ミランとの“ミラノ・ダービー”だけでなく、同7日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節バイエルン戦などのビッグマッチを欠場する見通しとなった。早ければ同18日のセリエA第7節ウディネーゼ戦頃には復帰できるが、9月後半に予定されている代表ウィーク明けの戦列復帰が現実的だろう。インテルは代表ウィーク明けの1戦目であるセリエA第8節でローマと対戦するが、同試合には間に合うと予想されている。

 今夏にチェルシーからのレンタル移籍が決定し、わずか1年でインテルへの復帰を決めていたルカク。
慣れ親しんだアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとのコンビで開幕からの全3戦にスタメン出場し、第1節のレッチェ戦では開始早々の2分に復帰後初ゴールも決めていた。ルカクの不在により、インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督は、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ、またはアルゼンチン代表FWホアキン・コレアを2トップの一角として起用することになりそうだ。