バルセロナが今シーズン終了後に日本で親善試合を行う可能性があるようだ。20日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。


 2年目を迎えたシャビ・エルナンデス監督体制の下、ラ・リーガで首位を快走しているバルセロナ。残り9試合となった現段階で、2位の“宿敵”レアル・マドリードには「11」ポイント差を付けており、4シーズンぶりのリーグ制覇への期待が高まっている。

 クラブOBの下で復活の兆しを見せているバルセロナだが、来る6月には日本でも同クラブのサッカーを見られるかもしれない。この度『ムンド・デポルティーボ』が報じたところによると、現在バルセロナは今シーズン終了後に日本で親善試合を行うことを計画しているという。今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)で早期敗退の憂き目に遭った同クラブは、親善試合の実施による追加収入を見込んで、この計画について議論しているようだ。

 報道によると、バルセロナは6月4日に行われるラ・リーガ最終節のセルタ戦終了後に日本に向けて出発する意向だという。
この情報はすでにクラブのスタッフやチーム内にも伝えられているようだ。なお、親善試合の開催都市については、現在も交渉継続中のため未定であると『ムンド・デポルティーボ』は伝えている。

 また、バルセロナは日本での親善試合の実施に向けて、クラブOBであり現在はヴィッセル神戸でプレーしている元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと連絡を取り合っているという。

『ムンド・デポルティーボ』によると、バルセロナは1990年の初来日を皮切りに、これまで合計10回日本を訪れているという。直近での最後の来日は、2019年7月に行われた『Rakuten Cup』となっている。果たして今回の報道通り、バルセロナは約4年ぶり11回目の来日を果たすことになるのだろうか。